私は以前県立の病院に勤めていた。給料はそこそこ良かったが夜勤や残業も多く人間関係に疲れていた。そこから退職し地域のクリニックへ転職。その後すぐに妊娠発覚したため退職した。妊娠から産後1年間専業主婦をした。その後仕事復帰すべく、今の病院へ就職した。部署は今まで経験したことのなかった手術室。病棟で勤務したくなかったため、友人のいる手術室を選んだ。希望した理由は不純だったが、今では楽しく働いている。自分の性格に合っている気がする。周りからも転職だと言われる。今は充実した生活を送れている。だが、他の仕事もしてみたいと思うようになった。

　今の生活に不満はないが、今回手術室をしれたように他の仕事も楽しくできるかもしれないと思うようになった。現在副業禁止の職場だ。兼業したい場合は所属長の許可が必要である。まだ、自分には技術も経験もないためすぐに復業することは難しい。だが、周りの会社では副業を許可している会社もある。私が技術を身につける間に副業が可能になっている可能性もある。

　今旦那は専業主婦をしている。かねてからの夢だった。実現した旦那に主婦はどうかたずねたら「主婦には主婦の大変さがある。会社勤めと両方経験できて両方の大変さが分かった」とのこと。その経験をしただけでも大きな収穫だ。この経験があるからこそ夫婦で助け合う事ができる。

　旦那は今後自身で会社を経営して行こうと考えている。会社に勤めるのではなく自由に。いろんな働き方がある世の中で自分がやりたいことを見つけて働けるのはいいと思う。お互いの信頼があるからこそ、助け合い、応援する事ができる。

　私も自分がどう働いていきたいか考えながら自由に生きていきたい。