2021年08月15日(日) 17:23

ウェブエンジニアに転職して、本業ができずにいた

Updated 2021/08/15

負けないことが、結果生き残る。

ずいぶん前、淘汰が進む業界にいて、ウェブエンジニアに転職した。
で、技術が進歩して、淘汰される職種になった。
でも、知恵をつけたので、転職はしていない。
企業価値を高める作業をコツコツ続けている。

ウェブエンジニアと公言しているけど、実際には雑用が多い。
誰がしてもいい雑用を工夫することで、業務価値が高まる。
その考えを持ったのは、転職でウェブ以外の業務のしたから。
チラシや店頭POPの作成、雑誌の広告出稿など。
経営陣の近くでマーケティング業務に関わったのです。

マーケティングの効果測定が求められ、営業パーソンからのフィードバックですぐに策を変える。
費用対効果を見て切り捨てたり、予算を増やして売上アップにする。
ウェブエンジニアというより、マーケティングの頭脳と制作を担当した。
数値で理論的に説明しながら、感情に訴えるキャッチコピーもたくさん考えたな。99%は不採用だったけど。

そのとき、多くのムダの中に、宝が隠れているとわかった。
とにかく汗を流して作業しろ、ではないよ。
深く考える作業を膨大にしていくと、うまくいくヒントに早く気づけるんだ。
数をこなす中で、質が高まるときが突然やってくる。
これはバカな私の手法です。
賢い読者はもっと効率的な技術習得ができます。

そんなことをしてきたので、従業員の思考やベクトルが常に気になる。
とくに経営陣の志や注力することがわかると、仕事の質が高まります。
効率的に作業が進む。

ウェブエンジニアとして、一番得意な検索エンジン最適化を使う場面が減った今、別の特技で生き残っています。
負けないって守りのようだけど、結果積極的な技能アップになっている。
必要に迫られたとき、人は自然とスキルアップするんですね。
これからも、わからない、苦手な分野に挑戦して、挫折を味わいます。

※アイキャッチ画像/サムネイルは、お菓子Butter Butlerのパッケージです
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