日本の防衛について。GDP比で1%というどこぞの内閣が決めた枠組みがありますが、法制化もされていないので守る理由がどこにあるのか不明です。日本の防衛費が増えると、騒ぎ立てる方々がおりますが、なぜでしょうか。「軍国主義化」していると言いたいのでしょうか。そのあたりを井上和彦さんのお話から見てみようと思います。
2020年日本の防衛費は5兆3000億円。多いか少ないか。年々増えています。お、軍国主義の到来!と叫んではいけませんね。GDP比では1%程度にとどめています。1.3%になりますかね。各国の国防費のGDP比がどのくらいなのかはご存知でしょうか、見てみましょう。
- アメリカ 3.1%
- 中国 2%(怪しい)
- ロシア 5%
- 北朝鮮 22%
- 韓国 2.6%
さて、日本の周りの主要な国をあげてみましたが、どうでしょう?収入に対する割合で見ると日本は1%だからそれほどでもないですよね。ちなみにチャイナは2%ですが、日本よりGDP大きいですよ。ダブルスコアで負けてます、日本。Zのおかげですかね。許せん。と話が逸れましたが、戻って日本の防衛費が絶対額で上がろうと、お隣にはそれ以上に増えているお国がございます。
さて、世界平均的に見てみると防衛費というのはどの程度なのかというと、どうやら2%あたりのようです。中共はそれを逆手にとって発表しているのでしょう。そうすれば軍事大国化していると叫ばれないので。実際は10%なのではと言われることもあるようです。ちなみに大日本帝国の軍事予算はと言いますと、こちらは歳出に占める割合でありますが、1937年(日中戦争開始)以降68.9%〜78.7%です!現代に戻って、イギリスは1.8、フランスは2.3、イタリアは1.5、ドイツは1.2%。
5兆3000億円の予算が計上される予定の日本の防衛費なのですが、お隣が牙をむいて軍事大国化していく中では足りないでしょうね。お隣は宇宙空間やサイバー空間にどんどん進出してますからね。日本は好戦国に狙われているのではなかろうかと考えても良さそうですよ。